箕面高校OB吹奏楽団第10回記念演奏会を終えて (3)
自分の指揮と吹奏の振り返りその3
「頭真っ白?!🐰」
樽屋雅徳:マゼランの未知なる大陸への挑戦
後輩指揮者Oの、吹奏楽愛・邦人作曲家愛を熱く秘めつつの堅実な棒によって、観客/楽団にとって当日おそらく最も好評/好感触の曲になったと思います。ちょい悔しくもあれ、実に素晴らしかったというほかありません😌
僕は 2nd Cl. を吹奏しました。一部 Es Cl. のパートの重要部分も拾って(B管で)吹くようにと指揮者から指示があり、練習の初期~中期には両パート譜を Es Cl.左ページ、Cl.2 右ページに置いて対応、何とかこなしていました😅。がさすがに、左は in E♭、右は in B♭というのでは、やはり本番で何かの拍子に読み替えに混乱し、“頭真っ白”にならないとも限らないので、やはり in Bで統一して見る方が手堅いと思い、Es Cl.を吹く部分を手書きでCl.2のパート譜に写して埋め込んだものを用意しました。「本番用“頭真っ白保険”楽譜」というわけですね。当日午前中、もう一人の2nd奏者Mさんとリハーサル室でブレスの位置等も確認、それもそこへ書き込み、完璧✌️…。と思っていたら、開演直前、ムム、その“保険”楽譜をリハーサル室に置き忘れてきたことに気づき…😨。けっきょく本番では隣のMさんのパート譜を“プルト見”させてもらうことに。そのパート譜では当然、Es Cl.部分は“頭”以前に音符自体が“真っ白”🥛、暗譜で行くしかなく。覚悟を決めて臨むと…何と、予定のEs Cl. 部分のすべてをまったくミスなく、むしろこれまでで最もしっかりと吹ききることができたのでした。「よっしゃ!」と内心の叫び。これぞ、自分を信じて緊張を集中に昇華させる力=“アレ?デキタンダーテクニーク”😃
──と、ここまで書いたところで、「ながら見」していた『ウルトラマンメビウス』からこんな台詞が聞こえてきたのでした。
──
リュウ「今、この身を預けてるマシンを信用しねぇでどうすんだよ!」
マリナ「信じる?…」
リュウ「信じて体預けてるから集中できるんじゃねぇか!」
──『ウルトラマンメビウス』第5話「深海の二人」より──