音楽の編み物

シューチョのブログ

相撲プレイヤー若乃花(1)

クリ拾い(20) 2009年2月

シューチョのアーカイブ (3) ──1998.5.30.「相撲プレイヤー若乃花(1) 」──

今年の大相撲初場所朝青龍の復活優勝で幕を閉じましたね。僕はどうしても朝青龍を好きにはなれませんが、彼へのバッシングはもっと嫌いです…。さて、シューチョのアーカイブ、今回は、「クリ拾い」に場を移し、若貴兄弟横綱で沸いていた頃の大相撲の話題を3回に分けてお送りします。

 


若乃花がインタビューで、弟・貴乃花の「譲れないものがある」発言を受けて、自分は「何でも譲ります(笑)」と答えたとか。さすが若乃花。こうでなくっちゃいけません。 土俵入りの型が少数派の不知火型であることも○です。まあ、これも兄弟横綱を意識して兄=不知火、弟=雲竜としたかったという周りの思惑があるのかもしれません。だとしても、「じゃ、それで」とスッと決めた若乃花が想像できて楽しいし、若乃花=不知火型になった結果が喜ばしいのです。ほんとの所はどうなんでしょうかね…。 他にも横綱昇進時のインタビューの答えを拾ってみると──

「(初土俵入りでは)雨が降っていたので足がすべってコワかったですね。」 「《(弟に)おめでとう、ムリしないようにね》と言われましたので、ムリしないようにガンバリます(笑)。」

例えば、同じく横綱昇進時のインタビューで、千代の富士はというと

「(黙)…強い横綱になりたいです…(黙)」

僕は何も特に「アンチ千代の富士」なわけではありませんが、それにしてもこれほど対比が際立つのはやはり愉快ですね。若乃花のインタビューの回答内容/言葉は、“「そうですね」スタート”や優等生的発言も散見される分、落合博満ほどのレベルではないにせよ、スポーツ関係者のものとしてはずっとましな方でしょう。