音楽の編み物

シューチョのブログ

クリ拾い(40)

 「小出さんと温泉だら飲みオフ」(直リンクおよび関連詳細記事→1または2)がおもしろいです。まだ一部しか見ていませんが、小出さんの話し言葉の「間」で聞くことで、より深く伝わってくるところがあります。例えば、初めの方の「核物質防護」のお話(「1/4」の28分頃から)で、小出さんが「国家が、」と言って少しためるところで、改めてハッとしてグッとくる。自分が目で追うスピードで読む読書とは異なる、話を聞くことの意義がここにありますね。しかも、ここでは、そのお話を、間近にカメラをおいた食事会の中継録画映像を通じて聞くのであり、自分もその場に居合わせているかのような気分にさせてくれ、生の講演を客席で聴くに匹敵する(それ以上?)かもしれません。「生演奏がいいのはもちろんだが、オーディオの世界もあなどれない」ことにも似ています。