ひとりぼっちの宇宙人(13) 第 II 章目次
第 II、III、IV、V 章では、論稿を挿話別に展開していくため、原則として1回に1挿話についての掲載とする。第 II 章の各節・各項の連載順は、必ずしも目次の順ではなく、書き上がったものからお送りしていく。また、目次(内容)の変更の可能性もある。
それでは、『セブン』全45話の“エピソードの森”へと分け入っていくこととしよう(→注1)。
第 II 章 ダン=セブンという多面体
0 二重性の4つの側面
1 スーパーヴァイザーとしてのダン=セブン
「姿なき侵略者」
「宇宙囚人303」
2 セブンであることを知られるダン
「緑の恐怖」
「湖のひみつ」
「マックス号応答せよ」
「消された時間」
「アンドロイド0指令」
「怪しい隣人」
3 ダン=セブンと対話する宇宙人
「ウルトラ警備隊西へ」
「闇に光る目」
4 地球人とダン=セブンを“見下ろす”宇宙人
「狙われた街」
「零下140度の対決」
「円盤が来た」
5 悲劇の宇宙人/宇宙怪獣
「ダーク・ゾーン」
「超兵器R1号」
「盗まれたウルトラアイ」
6 悲劇の地球人
「ひとりぼっちの地球人」
「栄光は誰のために」
7 その他、二重性が表れる挿話
「地底GO! GO! GO! 」
「勇気ある戦い」
「セブン暗殺計画」
「ダン対セブンの決闘」
8 二重性とは関わりの薄い挿話
8-1 優れたSFとしての『ウルトラセブン』
「空間X脱出」
「人間牧場」
「悪魔の住む花」
「散歩する惑星」
「蒸発都市」
「第四惑星の悪夢」
「あなたはだあれ?」
8-2 『ウルトラマン』とは異なる『ウルトラセブン』らしい世界
「プロジェクト・ブルー」
「地震源Xを倒せ」
「海底基地を追え」
「侵略する死者たち」
「月世界の戦慄」
「恐怖の超猿人」
8-3 『ウルトラマン』的な2作
「サイボーグ作戦」
「水中からの挑戦」
注1:前後編は1挿話として数えた。また、いわゆる“幻の”第12話「遊星より愛をこめて」は一応除いておいた。しかし、この第12話の脚本については引用可能な資料が存在する(『故郷は地球 佐々木守 子ども番組シナリオ集』 三一書房、1995年)こともあり、執筆するべきかどうかただいま検討中である。