音楽の編み物

シューチョのブログ

言の葉と音の符 楽の譜は文の森 (15)

 明日の「ベストオブクラシック」で、今年のプラハの春音楽祭における「わが祖国」が放送されるようです。

 橿響への客演で「モルダウ」をやったのがきっかけで、「わが祖国」をよく聴くようになりました。スコアも全曲揃え、“読解研究モード”に入りつつあります。「シャルカ」「ボヘミアの森と草原から」「ブラニーク」の3曲が特に気に入っています。そのうちフロイント(のまずは「練習」)でやりたいと思っています。全曲やれればなおいいですね。ま、モルダウは別に…(笑)。代表的名演としてはやはりマタチッチやアンチェル(1968年のプラハの春)でしょうか。他に最近「発掘」したのはベルグルンド盤。発掘といっても国内廉価盤です。モルダウの冒頭で、2本のフルートが対等にくっきりと1拍子のように聞こえてくるのは新鮮ですね。また、金管で有名?(これ以上はネタばれになるので控えます)なドラティ盤も、なかなか壮快。