音楽の編み物

シューチョのブログ

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ベッツィ&クリス『THE BEST OF BETSY & CHRIS』

「白い色は恋人の色」が出た1969年から6年経った小学4年生の頃、歌い出しである「花びらの白い色は、恋人の色…」の一節をラジオか何かで聞いて(か、ただふと思い出してか)「いいな、でも何だか能天気で物足りないな」と感じた記憶があります。何とも生意気…

Mr.ユニット『DIALOG あの時君に言えなかった台詞』

浅見昴生、新沢としひこのデュオ。 新沢としひこさん(おどけている方(笑))は、「世界中の子供たちが」や、つるの剛士さんもカバーした「にじ」などの作者でもあるシンガーソングライター。ソロ活動の方が圧倒的に長く、アルバムはたくさん出ていて、「バ…

ピーター、ポール&マリー『CARY IT ON』

小学校4年の頃から、60年代アメリカのプロテストソングにすっかりなじんでいました。父・小西岳のエスペラント訳の歌集をエスペラント関連の例会や合宿について行ったときに歌う──うたごえ運動の名残り?──ことで入門したのでした。ですから英語の原歌詞より…

S59・10・30 宇野功芳 幻のコンサート

====== やや硬質ではあるが、石橋メモリアルは響の美しいホールである。そして、その美しさは、皮肉なことに、客席に人がいないとき、天国的なまでの透明度に達する。「いっそ、お客を入れないでリサイタルをやろうか」「文字通り“幻のコンサート”になります…

『ワルター/音楽を語る フランス国立放送管弦楽団とともに』

『ワルター/音楽を語る』は、フランス国立放送soとのライブを収録した上に、ライナーノーツには生前のワルターと文通を果たした宇野功芳先生の長い解説、そして文字通り音楽を語るワルターの肉声が刻まれた盤も含む、ファン垂涎のセット。 高1の秋でしたか…