音楽の編み物

シューチョのブログ

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

クリ拾い (36)

「たかじん胸いっぱい」888回5時間半生放送SP、山本太郎さんに大拍手! 生放送でよくぞ…と思いますが、編集不可の生であることが逆に奏功したともいえます。脱原発の考えについてカメラの前でこれほど澱みなく熱く多く語る彼には、確実に覚悟がありま…

マァイケル・ヨンデル「ハードカバーと白熱電球」(10)

マイケル・サンデル 『公共哲学 政治における道徳を考える』 (鬼澤忍訳、ちくま学芸文庫、2011年) こんにちは、マァイケル・ヨンデルです。 前回(『サンデルの政治哲学』)で紹介した4つのサンデルの著作のうち、翻訳版としてはこれが一番後発です。『ハ…

マァイケル・ヨンデル「ハードカバーと白熱電球」(9)

小林正弥 『サンデルの政治哲学 <正義>とは何か』 (平凡社新書、2010年) こんにちは、マァイケル・ヨンデルです。 本書には、「ハーバード白熱教室」および『リベラリズムと正義の限界』『民主政の不満』『(人工的人間)完成に反対する理由』(注)『公…

マァイケル・ヨンデル「ハードカバーと白熱電球」(8)

野間秀樹『ハングルの誕生 音(おん)から文字を作る』 (平凡社新書、2010年) こんにちは、マァイケル・ヨンデルです。 ハングルの表音文字としての合理性について、薄々は知っていたつもりですが、その様相が想像以上にすごいことをこの本に教わりました。…

マァイケル・ヨンデル「ハードカバーと白熱電球」(7)

こんにちは、マァイケル・ヨンデルです。 森達也『A3』(集英社インターナショナル、2010年) 「オウム真理教の側から社会を撮った」2つの映像作品『A』『A2』に続く完結編。ただし、今度は活字(本)です。500頁余りながら、一気に読めました。著者渾…

マァイケル・ヨンデル「ハードカバーと白熱電球」(6)

マイケル・サンデル 『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』 (鬼澤忍訳、早川書房、2010年) こんにちは、マァイケル・ヨンデルです。長らくとごぶさたしてしまいましたので巻頭言を再掲します。 「書評夢情」「書法夢我」「値張れ…